飲食業でもアパレルでも美容師でも職種は何でもいいのですが、『カリスマ店員』と『三流店員』の違いは『何』でしょう?
答えは『提案』できるかどうかです。
断言しますが『提案』にしか『価値』は付きません。
そして、あなたの『提案』が素晴らしいと思ってくれた方からは、良き『理解者』として認識されます。
しかし、あくまでも相手目線が前提です。
せっかくの『提案』も相手に刺さらなければ無意味どころか、押しつけがましくもなる可能性があるということは言うまでもありません。
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前例は、ゲストとスタッフの関係ですが、もちろん会社とスタッフも例外ではありません。
この場合、目の前にいるゲストではなく会社の数字です。
『商圏エリアの潜在層』と、見えないものが相手なので、なかなか難しいですが的を得ると数字に反映します。
与えられた『業務』を懸命に熟すスタッフ、給料は熟達度に従い上がっていきます。
一方、『業務』に努めながら『どうやったらゲストの満足が得られ売り上げにつながるか』を考えるスタッフ。
企業は結果を求めます。
このことを誤解している方は、遅刻もせず働いているとか的外れのマインドを増幅させます。
実績を生み出す『提案』にしか価値がつかないということに気付かない方は、ゲストや会社から評価されることは難しいでしょう。
デール・カーネギーの言葉です。
『私はイチゴクリームが大好物だが、魚はどういうわけかミミズが大好物だ。だから魚釣りをする場合、自分のことは考えず、魚の好物のことを考える。』
これを応用して、ゲストや会社に『提案』できるあなたは天才です!
『業務』と『仕事』を区別できている方は素晴らしいです。
『業務』とは、会社が指示したものなど定められたルーチンワーク。
要領の良し悪しはあったとしても、ほとんどの方が慣れていくことで遂行できることが『業務』です。
一方『仕事』とは、生産効率を最優先とし、業務改善の『提案』を行い承認が下りしだい迅速に『実行』することです。
ここで重要なことは、『提案』に終わらず『実行』まで行わないと無意味です。
後先考えず、言うだけならだれでもできます。
提案が、業務改善や売上向上につながるか、実際にやってみないとわからないし、想定しなかったイレギュラーにもぶつかるでしょう。
そのイレギュラーなど実践したものしか体験できません。
しかし、想定しなかったイレギュラーを突破する工夫を重ねて途中で止めないことこそ、本物のスキルを得られるのです。
壁にぶつかりそれをミクロレベルまで原因を分解し対処していく・・・。
これらは一朝一夕にできるものではありません。
しかし本物のスキルを重ねた方は、いつの間にか考えるアイデアが結果につながりだしエンジンがかかります。
こうなってくると、もう無敵です。
もし想定外のことが起き、行き詰ったとしても、素早く代案を用意しアイデアを再構築していくでしょう。
このレベルまで来たあなたは、
『独立』しても極めて失敗の可能性が低い、一生役立つスキルを手に入れたのです。